第10回釣行報告-3-


意外な結末


10月3日 4時起床。
まだ暗いうちから、ゴソゴソと起きだして各自無言で準備を整える。今日は何が釣れるのか、今日は無事で帰ってこれるのであろうか?

4:30 釣具屋に到着。船長が迎えに来てくれるはずであったが、まだ姿を現さない。
情報が行き違っていたのだろうか?不安がつのる。
エサを買い、仕掛けを買って釣具屋のオジサンと話をして気分を紛らわし、船長を待つ。
コーヒーを飲めとか言われたり、他の釣り客から鯛を釣った自慢話を聞かされたり。
すっかり疑心暗鬼になっている我々は、とにかく不安が。



5:00 船長到着。
皆の顔に、精気が少しよみがえった。
船長のトラックに揺られること20分。船着場に到着。荷物を積み込む。



不安を隠せない二流三。





太陽が東の空を照らし始め、釣り支度を整えられるまでになった。
船は軽快なエンジン音で波を切り、淡々と目的地に向かう。




6:30 碇泊。釣り開始
先ずは、養殖場のとなりで糸をたらす。鯛がいる水深は7m程度とのこと。
風も無く、日差しも強くない。絶好の釣り日和。鯛が釣れるに違いない。

待つこと20分。
竿先がコツコツと上下に震え、糸を巻き上げる船長。
我々は指をくわえて、うらやましがる。上がったのは20センチのヒラメであった。
さらに待つこと20分。船長から“船を移動させま〜す”との声があり、錨を巻き上げ別のポイントに移動する。
今日も厳しい釣りになるのだろうかと3人は目で会話した。




2番目のポイントで釣り再開。牡蠣の養殖場付近。
二流三に当たりが来た。引き上げるとイサキであった。

鯛ではないですけど、良かった良かった。


3番目のポイントへ移動。



おっ!オカツリもアジをゲット。


あれ?二流三も



あれ?こんなに?


瞬時にしてバケツ一杯のアジとサバ。簡単に釣れすぎる。どこかおかしい。これは釣りではない!
すっかり舞い上がってしまった我々は敢えて苦難の道へ進む。

船長にお願いして、鯛だけが釣れるポイントへ移動してもらった。前2日間が苦労の連続だっただけに、思考回路をケンチャナヨ・パターンにつなぎかえるのも早かった。


いかにも鯛が潜んでいる


じっと我慢すること30分。水面でメダカみたいなのが、オコボレに群がってはくるものの鯛は顔を見せてくれなかった。
未練を残しつつも 11:45 釣り終了。
ケンチャナヨ思考回路が作動中の我々にとっては、なんとも意外な結末を迎えてしまった。


帰港して飛行機の出発時間まで余裕があるので、海水湯まで船長にトラックで送ってもらった。3日間の垢を落とし気分晴々。
今までの苦労はなんのその、ビールを片手に今回の釣行に関して反省点を話し合った。
済州島についは、だれも触れなかったのは言うまでも無い…。
ケンチャナヨ思考回路は容易に元に戻らないようだ。


教訓:ご利用は計画的に!