雷と釣行に関する注意10ヶ条

 

ここでは、渓流、磯、湖沼等自己責任で判断・行動せざるを得ない釣行を対象に、
雷への対応策をまとめてみました。
当たり前と思われることも多く感じられるかもしれませんが、当事者になるとなかなか守れないものです。
是非、釣行前に一度読んでみて下さい。

1.雷注意報や警報が出ている場所へは釣行しない。

2.ラジオを持参し、雑音が入り始めれば雷雲は50kmまで接近中。
雷雲は時速40km/h程度で移動するので、約1時間で到達する可能性がある。
この間に安全な場所に避難する。

3.雷鳴が聞こえたら釣りは中止。止め難いが我慢するのが大切。
他の釣り人に流されないで、逆に中断を促す。

4.雷が真上に来てしまった場合、建物や車の中に避難するのがベスト。

5.建物や車など無い場合は、岩陰などに隠れる。

6.釣り竿は振り上げて先端が高い位置に来る瞬間が最も危険。
雷鳴が聞こえたら直ちに竿を置いて避難すること。

7.竿はカーボン製も増加し良質の伝導体となる。避難時は竿は体から遠くに置くこと。

8.木は幹や枝から雷が人に飛ぶ「側撃」がある為、木の下への非難は避ける。
どうしても木しか無い場合はなるべく低い木を探し、幹からは3m程度離れる。

9.姿勢はしゃがむこと。うつ伏せは、地面を伝わって電気が流れるので危険。

10.水面に雷が落ちて水中に居る人が電気ショックを受けることもある。
フローターや立ち込み釣りの場合、雷鳴が聞こえたら直ちに水から揚がること。

雷は確率の差こそあれ、どこに落ちてもおかしくないというのが実態の様です。
逃げるが勝ちですが、釣り師の性で逃げ切れない状況に陥る危険性も決して少なくありません。
早めの決断、正しい判断が命を守ります。

ソウル釣りクラブ

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