第3回 カワハギカップ


日程:2008年11月15日
釣宿:久比里 みのすけ丸
参加者:あいなめさん、ほの字さん、2流さん、ビギ(文責)、もぐりさん(欠場)

(注)ご本人の強い希望により、いつも使用しているニックネームは伏せさせていただきます。

みのすけ丸は某釣具屋さんのカワハギ大会で2艘が満杯の状態だった。
今年はカワハギの当たり年なのか型の良いカワハギが釣れ続いている。われわれ、電動チームも指をくわえて待っているはずはなく、カワハギシーズン真っただ中に第3回カワハギカップを開催することとなった。




朝5時、もぐりさんから電話があった。「風邪でいけません」。
あれ?なぜこの日を設定したんだっけ?
ということは後から気付いた。

そんな事はどこ吹く風で、みんなカワハギの釣り味を堪能しようと、意気揚揚とみのすけ丸に到着した。
Cさんはいつも通り7時前にみのすけ丸に到着し、乗船手続きを済ませメンバーの到着を待った。
続いて到着したのはJRでやってくる同級生のAさんとDさん。いつまでも同級生の関係は続く。

釣り座は前もって連絡をしていた通りトモ(一番後方)から5名分が押さえてあった。
第2回カワハギカップの結果を見ても、みんなが座りたいのはトモなのは明白で、釣り座は抽選で決めます、と連絡してあった。

Aさんは乗船すると、「ここで良い?」と言ってオオドモに荷物を下ろしニヤリと笑う。
第2回のAさんの釣果を知っている二人は、「場所の問題なんだよ」と主張するAさんを止めるには優しすぎた。

Bさんが遅れて到着し、4人そろって改めて釣り座についてどうするか話し合い、
「公平を保つためにジャンケンにしましょう!」
といって「最初はグー!」

一番に勝ったのは Dさん
二番目はBさん
三番目はAさん
最後はCさんであった。

一番に勝ったDさんは、「そのままでイイよ」といって胴の間に決めた。
二番目に勝ったBさんも「そのままでイイよ!」となり、オオドモを実効支配していたAさんに席を譲る結果となった。



Aさんは竿を新調した。今年3本目のカワハギ竿で、気合の入れようがよくわかる。
Bさんは、知る人ぞ知る照楽のオリジナルロッドでいぶし銀。
CさんとDさんは、目立った道具への投資は見られなかった。

予定時間の8時よりも少し早く岸を離れ、平作川をゆっくりと下っていき、頭上に注意しながら開国橋をくぐり久里浜港にでて浦賀水道を一望する。
少し右に舵を切り船長がスパンカーを立てる間にアサリを洗ったり、バケツに水を張ったりと、めいめいに準備をし、段々と気合が入ってくる。
いつもなら、ここから20分ぐらい走る。
が、今回は違っていた。

「この辺でやってみますから」と船長の合図があった。アシカ島より少し南の久里浜港沖でまだ準備が整ってない人がいた。
Cさんは準備を終えていたので、合図とともに仕掛けを海に落とした。
すると一投目からガッガッとカワハギの当たりがあった。が、巻き上げてくる途中にパシッと外れて軽くなった。
カワハギ釣りはこれが難しい。
しかし2投目で無事に1枚ゲット。「これで安心。ビールが飲める」と言って1本目のビールに手を伸ばした。

次はBさんだったかDさんだったか、どちらも両型のカワハギを釣り上げた。
そのうちDさんも何枚か釣り上げビールに手を伸ばした。「7%だと効くんだわ!」といって饒舌になってきた。
Bさんは真面目に黙々とカワハギを掛けて、いつの間にか片手に到達していた。

Cさんは、日も高くなるとチュウハイを2本あけてポカポカとさらに気持ち良くなった。

順調に釣れ続けるBさんのバケツがいっぱいになったので、
「Aさん、ちょっとそっちのバケツに入れさせてね」
「いやいや、そういうお心遣いは禁物です」
というやり取りが聞こえた。





11:30になってもオオドモで一番釣れるはずのAさんに掛るのはベラばかりで、本命のカワハギは来てくれません。
周りで見てるほうが心配になってきます。



Bさんは、つ抜け目前







お祭り攻撃に耐えるDさん




11:40 その瞬間がついに来ました。「これはカワハギだ!」とAさんが歓喜の声をあげた。
一同、冷や冷やしながら見守っていたが、無事にカワハギを取り込み胸をなでおろした。



Bさん、お見事。美味でした


その後、Aさんも調子を取り戻し何とか食べる分は確保でき納竿時間を迎えた。

結果
Aさん 4枚
Bさん 10枚(数釣り賞・大物賞29p)
Cさん 5枚
Dさん 9枚



Bさん、おめでとうございます




ほうぼう美味しかった



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