新規開拓(キョンチョン貯水池)

日時: 2011 730日(土曜日)

場所:全羅北道 完州郡 華山面 庚川貯水池(전라북도 완주군 고산면 경천저수지
天候:曇りのち

水温:午前 29、午後 30

参加者: (サトウ改め)モグリ2世、kaffee(釣行記は共同)

 

 これまでなかなか実現できていなかった新規開拓。今回やっと実現しました。場所はキョンチョン貯水池。

ここは、フローターが利用できて大きいバスが釣れる可能性のあるところということを条件にランカーの社長に

教えてもらったところです。

 位置は、下の地図の通りタプチョンとソヤンチョンの中間くらいです。広さはクイの2倍で、いつも行くクイの

ワンドと同じくらいのワンドが2つあります。近くにシクタン兼ペンションが1カ所あり、宿泊も可能。ただし、

土日は混むようなので、早めに予約が必要です。北側と南側にはボートハウスがあり、レンタルボートもある

みたいです。南側のボートハウスはランカーと関係があるそうです。

 

 

 入水ポイントは東側ワンドにしました。比較的簡単に良い場所が見つかりました。逆に言うと東側のワンドを

攻めるには、ここしかないと思います。基本的にこの貯水池周りは開けた場所がほとんど無いようです。そして、

西側は道路も少ないので、結果的にどちらに行くにしてもこの場所が今のところベストだと思います。何回か

行けば、もっと良い場所も見つかるかもしれません。皆さん、開拓しましょう。この場所へは上の地図の通りに

行って、池の脇道に入れば簡単にわかると思います。

 

 

 

 今回、私は写真の場所に駐車しましたが、貯水池に続く道に駐車しても大丈夫なようです。

後から来た韓国人の人たちはここに駐車してボートを下ろして釣りをしていましたから。

だいたい45台位まで駐車可能です。

 

(東ワンド編)

 そして、テスト釣行スタート。モグリ2世さんが西側に向かったのを見て、私は東側ワンド

を回ることに。入水ポイントはなだらかでしたが、5mくらい岸から離れるとすぐに水深4m

周りの風景を見るとかなり水位が高いみたいです。でも水は濁っていないので長雨の影響で

増えたのでしょう。豪雨による影響は無かったみたいです。

 

増水の影響で貯水池の周りがすべてヘビーカバーに。(入水ポイント近く)

  

             ↓東ワンドの奥から岬方向を見たところ

  

↑ワンドの奥                   ↑岬から東ワンドの奥を見たところ

↓ここが、2つのワンドを分けている岬部分。

  

             ↑岬から入水ポイントを見たところ

 

 とにかく貯水池周りはほとんどすべてヘビーカバー。上陸ポイントは少ないのでトイレは

注意。水深は一番深いところで約8m。オープンシャローは東ワンドにはありませんでした。

岸からドン深ですぐに4mくらいの水深になります。ブッシュが水没したところだけが約1m

位のシャローになっていました。ベイトフィッシュ(小さいウグイ系)が豊富で、あちこちで

群れを見ることができました。そして、東ワンドでは岬に近づくほど水がクリアでした。

 今回は、とにかく見て回ることを優先したのですが、東側ワンドだけでもすべて回りきる

ことができませんでした。とにかく広いです。そして貯水池に浮いているのに森の中で迷って

しましました。釣果のほうは、東側ワンド(私)で37匹、最大は42cm950gでした(キロ

アップは無し)。ちょっと、トップで遊び過ぎて乱獲???アベレージは3338cm600700g

でコンディションは非常に良好でした。アベレージでも最初の突っ込みはキロフィッシュ並

です。

 ヒットパターンはここでもベントミノーが大当たりで、岬近くのクリアウォーターで

どこからともなく56匹のバスが沸いてきて、ベントミノーを奪い合うのが丸見えでした。

結構これだけでも楽しめましたね。あとは、カバー撃ちでジグ、テキサス、ノーシンカー

(ドライブスティックのバックスライド)が良かったです。私の方では、スピナーベイトと

クランクは不発でした。あと、8mのディープ攻略は手つかずです。ディープを攻める道具

を準備してませんでした。

 これまでの貯水池とは全然違うタイプでBMTに組み入れるとおもしろいと思います。

(ウッドチャックさん、よろしくお願いします。)

 

  

↑夕方、終了直前にホッパーで。    ↑モグリ2世さんもたくさん釣れたようです。

↓写真用に1/3ほどスカリに残しておいたバスです。

  

                             ↑アベレージサイズ(35cm650g

42cm950gは、写真を撮るのを忘れてしまいました。)

 

 

(西ワンド編)モグリ2世さん

 

ポイント: キョンチョンジ西側

 

・午前中

入水地点でクランクに15cmほどのかわいい奴がHit

早速西側に向かって出発。

向かう途中スピナーベイトにHit!入水地点から2030m程のところでした。

4,5秒フォーリング後巻き始め速攻でしたので、水深7,8mというところか!?

魚群探知機がないので地形は不明ですが、Bassが付く何かはあるのでしょう!もしくは周遊!

 

西と東を分ける出っ張りのところでボイル。ペンシルベイト、クランクに反応

ここで0.5h3本アベレージ。

 

西側到着!

いつもより水量があるのか木が1m程沈んでいた。

トップ、クランクで約10Hit!沈んだ木の上、隙間をクランク。サイズがまったく上がらない。

アベレージを下回る20cmぐらいばかり。

ノーシンカーで木の根元へ。フォール中、少しあおってと何でも釣れる状況でしたが、

6ポンドで木に巻かれ、ブチブチと切れた。最低でもフロロにしておくべきか!が、キロフィッシュはかからなかったと予想です。

この釣り方でアベレージサイズを5本程度Get!

 

なぜかラバージグにだけ反応がなかった。

 

病み上がりの体力では奥まで行けず、入水地点から正面の西側周辺のみで調査を断念(汗)

キロフィッシュがどこについているのかは分からなかったです。

 

写真、メモも無いので記憶のみ頼りの釣行記です。

 

もぐり2

 

 

番外編:スキルアップ合宿予定が一人半日釣行、

そして自己記録更新

 

日時: 2011 86日(土曜日)

場所:全羅北道 ソヤンチョン(전라북도 소양천
天候:曇りのち晴れ

水温:午前 25

参加者: kaffee(釣行記)

 

 

 元々は泊まりがけでスキルアップ合宿を予定していましたが、皆さん帰省などで日程が

合わず、結局、私一人での釣行となりました。私自身も直前まで休日出勤の可能性があった

ので、前日の夜になってから決行を決断したほどです。

 行き先は、これまで攻略できていなかったソヤンチョンにしました。(デホの対岸で大物

狙いということもちょっと考えましたが。)これまで巻物で攻略できていなかったソヤン

チョンで、巻物で攻略するいくつかのアイデアを試してみようと思ったのです。

 

イチョンドンを315分に出発、540分に現場到着。橋の手前で左折して一つ目の

河川敷へ降りる道(いつものグランド)は道の真ん中に大きな石が埋められており、進入

禁止になっていました。その先の2つ目の降りる道はOKでした。この道は去年、tochan

さんと私が利用した道です。

 

 まず、水位が高く笹濁り状態。以前よりだいたい1m近く高いのでは?

ちょうど6時に入水。まずはいつものように近くでトップを試すが、全く反応なし。いろ

いろなタイプの実績のあるトップルアーを試していくが、それでもダメ。私の中ではダメで

開き直りの時に使うバズビルマグナムまでルアーを繰り出すことになってしまった。既に

時間は630分、このままでは一番おいしい時間に一匹も出ないかもしれないと頭をよぎる。

まあ、釣れないし、ベストタイムも残り少ないので(だいたい、いつも7時くらいまでが

トップのベストタイム)、一級ポイントと思われるところだけ、距離を置いて撃っていき

ました。

弱いカレント(強すぎない)が当たる葦の出っ張りとその1mほど沖にパラ葦が生えている

所の1mほど上流にバズビルマグナムを入れてドリフトさせ、パラ葦に少し引っかかり気味

になったところで、軽いトゥイッチを入れて外したときに小さなバイトがありました。

(いつもなら派手な音なのに。)ビックベイトなので、すかさず巻き合わせを入れると、

一瞬、鯉か?と間違うほどの地を這うような引きで、なかなか浮いてきません。いくら何でも

バズビルマグナムのトップに鯉は掛からないだろうと気を取り直し、慎重にやりとりします。

結構長い時間だったと思いますが(それでも30秒以内)、やっと中層に浮いてきて魚体が

見えました。デカイ。フックはしっかり掛かっているようでしたが、小回りのきくフローター

をいかして3回転ほどする間に、ジャンプさせず空気を吸わせて、何度か突っ込みはあり

ましたが、十分体力を奪ってからランディング。口が大きかったので、一発で成功。これまで

見たことのないサイズ。計らなくても確実に50upを確信。とにかく、口が大きかった。

私の拳が簡単に入るサイズでした。

 

  

 

あとで計ると口閉じ53cm2.18Kgでした。50アップも、2キロオーバーも初めて。自己記録更新。

片道2.5時間は無駄ではありませんでした。でも、56cmはまだまだ遠いな。

私がバスを持っている写真は近くでフナ釣りをしていたおじさんが撮ってくれました。ちょうど私が計量して

いるのを見て、びっくりして近づいてきたんです。少し嫌みは言われましたが、特に文句も言われずにリリース

できました。おじさん曰く、“こんなのが魚を食べ尽くすんだ“、”なぜ雷魚を釣らない?雷魚なら高く売れるぞ“

ですって。

 その後、トップの良い時間が過ぎ、巻物での攻略アイディアを試そうと本流側へ向かったのですが、そこで

はじめて異変に気づきました。流れが異常に速い。一生懸命、フィンを使っても前に進めない。下流に

行ったら入水ポイントに戻れないだろうと感じました。何とか葦の陰を伝って上流に向かいますが、40m

で断念。残念ながらアイディアを試すポジションに入れませんでした。後は、下手なワームの練習をして

午前中で引き上げることにしました。

 周りの状況をよく見ると、どこも水をかぶった後がありました。川の中の葦もすべて濁流にのまれた様です。

ここは、集中豪雨の影響が大きかったようです。でも、徐々に回復してきているようでもありました。

 

 

 釣果の方は、午前中だけで14匹、ちびっ子が多かったですね。そして、ちょっと良いサイズでも38cm

500g程度でした。コンディションはタプチョン、キョンチョンと比べて一番悪い状態です。長雨続きで回復

が遅いようです。気になったのはベイトフィッシュがかなり少ない感じでした。

 

 最後に、ビックフィッシュはでましたが、今年のソヤンチョンは集中豪雨の影響でかなり変わってしまい

ました。特に、今現在は流れが急で危険です。今後、どうなるかわかりませんが、ソヤンチョンに行かれる

方は注意してください。そして、バスのコンディションは良くありません。タプチョンやキョンチョンに比べて、

痩せています。


(おしまい)

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