Bass Master Tournament 2nd


4月25日(土) ナンデヤ記

前日の雨を穀雨と喜び、朝4時半にはもう起きていそいそと
今年の初陣のため出発の準備に取り組む。
セミプロ氏のレンタカーに同乗しマイウー宅経由でいざ、クイへGO!
湯井でTOCHAN号と合流し、我々のために作ってくれた様な、他に走る車も無い
すばらしいバイパスを抜けクイに到着した。
密かに軍拡中のナンデヤは新艇を膨らまし水に浮かべ、



スピナベを試し投げしたら
一発で魚網に掛かり、針を抜くのに悪戦苦闘の末、新艇が傾き、あわや岸から
10mで沈する危機に見舞われた。

しかし、クイは風も時折強く、とにかく寒い。ほぼ、ネチズン化した某師匠の
アドバイスを頭に思い浮かべたが、すでに、セミプロ号は早くも対岸にたどり着かん勢い。
3週間前、肉離れを起こした左脹脛と慣れないナンデヤ号を考慮し他の3艇とは
反対方向に離脱し、赤いディープクランクで底をしこしこ探っていった。
近ずくTOCHAN号に声を掛け、今日も渋いとぼやきつつ、寒い湖面に浮かぶこと
約3時間、体が冷え切り、もうギブして老人ホームの人たちと酒でも飲んで温まろうかと
考えていたら、やっとゲットしたのが



結局、3回当たりが来たのは、赤いクランクのみで2匹をスカリに入れただけだった。
セミプロ号は丹念に対岸を攻めた後、また、湖の中ほどからこちらまで移動し、脚力の
強さを堅持している。セミプロ艇に張り付き某師匠の助言を孤軍奮闘実践していた
マイウ−号の姿がいつの間にか視界から消えていた。
3時半になり、マイウ-号以外が岸に戻ろうと声を掛け、戻るとマイウ−氏は既に岸に
上がりリラックスモード。
結果は、横綱相撲のセミプロ氏が上位全て1KGオーバーの圧勝



マイウ−氏は
やがては新チャンプを予感させる総合計5KGオーバーの大健闘。




であった。拍手!
だが寒い中、最後まで粘ったTOCHAN氏



の強い意志は今年の中盤から後半に掛け
何かの波乱を感じさせる物があった。この中に、某師匠の怪しげな陰謀が加われば
セミプロ氏の正横綱の地位が安泰か予断は許さない!!
4人の中、3位になり今回初めて釣行記を書いたナンデヤは疲労で翌日一日寝込んで
しまったのである・・・

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