西海魚類図鑑(ホンウォンから五目釣り)

日時: 2008年10月11日

場所: 西海、ホンウォン港より出船

参加者: 例会 ねっち、もぐり、コシヒカリ、BAN−Q&ジュニア,にょろ、まっつん、Q2,、マタボウズ、孫悟空、
ハマチ、NAVI,RITS,ウツボ、ウッドチャック、ウォンバット(文責)
反省会 ねっち、もぐり、コシヒカリ、BAN−Q&ジュニア,にょろ、まっつん、Q2,、マタボウズ、孫悟空、
ハマチ、ウツボ、おかやん、鯵子、青空、Tochan,ウォンバット

レポート:
ソウル釣り会10月の例会は、ねっち会長の幹事で、西海ホンウォン港から、キス、イシモチ、イカ、
イイダコを中心に五目釣りをすることになりました。

いつものように、東部ニ村洞のセブンイレブン前をAM2:00にバスが出発、本日はいつもいらっしゃる
ナンシーさんが所用で不参加、サンドイッチ、おにぎりなどの差し入れが無く、ヤローばっかで黙々とスタートしました。 

こう書くと、何か次の釣行でナンシーさんにプレッシャーかけてる様で申し訳ありませんが
いつも心のこもった差し入れ、本当に感謝してるんです。(やっぱりプレッシャー??)

そのかわり、今回はコシヒカリさんのご配慮で、ダ〇ワがスポンサーのTV釣り番組に、我等日本人釣りクラブ
が出演することになり、カメラマンがお二人同行しています。 TVの鑑賞に耐える人、いるのかなあ?(失礼!)


約3時間で船宿到着、乗船後、日の出を待って河岸払いがざっと6時半くらいでした。 10月の声を聞くと
緯度が北の韓国は、結構冷えます。 持って行った雨具、防寒具を全部着て出港、となりました。


本日は小物釣り、特に初めはイイダコ中心に狙う、との事なので、港からほんの20分くらいの水深15メートル
前後の浅場を狙います。 仕掛けはご当地独特の、先端にタコテンヤ、エダスにイカ用のスッテが2本、という
仕掛け! 現地の仕掛けにケチつける積もりもないけど、イカ、タコの同時狙いって言うのは初めて聞きました!

コシヒカリさんはTV向けに、日本の仕掛けの解説。 自作のイイダコテンヤを前に、「日本ではラッキョウでタコを
狙います」と話しています。 日本でも釣り師以外は知ってる人、少ないけど、「タコがラッキョウ食うのか!」って
韓国の人たち、、びっくりすると思いますよ。


始めの頃、水温の加減かイイダコの乗りがとても渋く、イカも抱きついてくれない状態が1時間ほど続きましたが、
日が差して少しずつ暖かくなってくると、ボツボツと当たり(乗り?)がで出しました。 ねっち会長に良い型の
シリヤケイカ。 会長、さすがにタコ、イカに入れ込んでおられるせいか、とってもよく釣ります。 お上手です!


ところが日本と違い、イカが釣れた時、船頭が玉網に入れて舷側で墨を吐かせてからランディングする、という
文化(?)が当地にはない!  ベテランの方たちは、自分でイカに吐かせてから、ランディングしていますが
相当吐かせた、と思って揚げてみると、まだまだイカが元気で、ピューッとやられちゃうこともしばしばでした。

何回も墨吐かせて、もう大丈夫!と思っても、いざとなると元気にピューッ、ってのはなんか男として羨ましい
ような気にもなりますが(?!)、掛けられる回りの人はたまったもんじゃありません。 

中には、「顔シャッ!」なんて品のない言葉がぴったりの人も・・・・ TV番組になったら、韓国の人たち、
腹抱えて笑うんじゃないのかな??

閑話休題、さてイイダコ、シリヤケイカも一渡り釣って、いよいよ仕掛けを魚用に替えてポイントも移動し、
五目釣りに入ります。 

ここでは、入れ食い、とまでは行きませんが、ポイントを変えるたびに、いろんな魚が本当に魚類図鑑みたいに
掛ってきます。

アイナメ(ノレミ)が・・・


マコガレイが・・・・・


イシモチが・・・・・


マゴチが・・・・・・


ソイ(ウロク)が・・・・


その他、コダイが・・・ヒラメガ、ガンゾウビラメが、キスが、クサフグが、ワタリガニが・・・と数えたら13目も釣れていました。
クーラーを覗くと、いろんな魚やイカ、タコが一杯!  本日の一杯が楽しみになってきます。

それにしても当日は風の強い一日でした。 ミヨシに入ったコシヒカリさん、もぐりさん、孫悟空さんは船が揺れて大変!
それでもみなさん、元気にがんばっておられます。


トモでも、ハマチさんやまたぼうずさんが、大きなソイを釣られて、全員まずまずの釣果に仕上がりました。
何にもまして、この荒れた海で、一人も船酔いでダウンが出ませんでした。 ソウル釣りクラブ、なかなか強物がそろって来たの
ではないでしょうか?



早めに上がって、3時半にはホンウォン港を出発、7時までには楽勝で三谷屋に着いて、魚をおろしてから一旦家に帰って
シャワーを浴びて集合、という筋書きを書いていたんですが、なんと!バスの運転手が高速道路で道を間違えて、ブンダン
からスウォンまで行ってしまい、大幅に遅刻、シャワーなしで8時過ぎに宴会に突入しました。

日本ではバスの運転手ってのはプロ中のプロ、道の間違いなんか絶対にしない、と思われていますが、どうも日本以外の国
では事情が違います。 観光バスばかりじゃなくて、ソウル市内でも歩行者がまず気をつけなければいけないのが、バスとタクシー
というんですから、おっかない土地柄です。 

まあ、みんな本日の好釣果がどんどん刺身や煮物、揚げ物になって出てくるので、ちょっとお酒が入ると、「ケンチャナヨ!」。
気持ちよく酔っ払って、1日を終わりました。 楽しい一日でした。 会長、幹事ご苦労様で〜す。
(ところでどんなTV番組になったんでしょうねえ??)







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