ホンウォン リベンジ釣行

 
 2008年7月12日(土)
 参加者:Ban−Q、Ban−Q Jr、やまちゃん、Kuma

前回の月例で鯛にあぶれた雪辱を底モノで晴らそうと出かけました。
 
 前夜、友人と犬鍋を食べに行き二次会で歌っていたら、10時半になってしまった。
 「ヤバイ、そろそろ釣りに行かなくっちゃ!」
 家に帰ったら、11時過ぎ。
あわてて釣りの準備をする。Ban−Qさんが親切にも車で迎えに来てくれる時間が12時だ。
 12時過ぎにBan−Q号で家を出て、迷走しながら仁川のやまちゃんを誘いに行く。
 私とやまちゃんは免許がないのでBan−Qさんの運転だ。ホンウォンには朝4時過ぎに到着する。
 いつもの釣り宿で餌などを買い込んで、船に乗ると既に場所取りがされており、我々は仕方なく残った舳先に陣取る。
 やがて船はまだ暗い海を走り出す。前回の月例会同様、途中の磯で二人組みを降ろし、雨の中、底釣りのポイントに向かう。
 今回は、我々以外は韓国人で、狙いはヒラメとソイ(ウロク)であり、ポイントは漁礁となる。まだ明け切らない海に仕掛けを下ろして辺りを待つ。
 ...........無反応。
左舷の人がヒラメ中型を釣り上げると、船長はすぐに警笛を二回鳴らす。出発するから仕掛けを上げろとの指示だ。
 3〜10分毎に場所替えをめまぐるしく行うが、全般的に釣果は少ない。船全体でボツボツとソイやヒラメが上がる程度だ。そしてわがチームは、リリースサイズだけ。
 そのうち、風やうねりが出てきて、船が左右に大きく揺れるようになる。酔止めを飲んでいない私は、やばい雰囲気だ。おまけに仕掛けを海に落とすときに釣鈎が親指に深く刺さり抜けなくなってしまった。Ban−Qさんにペンチで引っこ抜いてもらう。何か凄くめげる。
 そこへ船長から移動するからみんな中に入れとの指示が出る。全く寝ていないので、その機会に座ってまどろむ。
 ふと目が覚めると、指の痛みも船酔いもかなり治まって来た。外も明るくなって雨も止む。仕掛けを入れると、コツコツと当たりがある。しかしどうしても乗らない。早合わせをやめて食わせると今度は根に持って行かれる。そこで日本で買ってきた「伊勢尼15号」にドジョウ(ミクラジ)を付ける。ウロク鈎に比べるとかなり小さいので少々不安だ。
しばらくすると竿先に生体反応!何かが多少の抵抗をしながら上がって来る。ををっ!これはヒラメではないか!以前、ヒラメを掛けて取り込みの最中に船が発進して、竿が折れバラした苦い経験がある。取り込みは慎重にと思ったら、別の人の仕掛けとお祭りしてしまった。船縁上でヒラメが宙ぶらりんになり(汗)、なかなか船内に行かない!それでも何とか取り込み、小さいながらも初のヒラメゲットとなる。その後、やまちゃんにもウロクが上がり、私もウロクが2匹。
ところが寝ずに運転してきたBan−Qさんにウロクが来ない。う〜ん、まずいなぁ......
しかしそこはベテラン。最後に続けて二匹上げました。

Ban−Q Jrが寝ています。(本日は残念でした。)
 今回のホンウォンの釣果はなかなか渋いものでした。4人で、ヒラメ小型1匹、ウロク5匹とホンウォンとしては貧果と言ってもよいでしょう。仁川、アヌンが釣れなくなって、もはやホンウォンしか残っていないのにこの有様では先行き不安です。
 私は、初めのうち魚が乗らないため、途中で日本から買ってきた伊勢尼15号と丸せいご16号を使いました。船内の釣り客からそれじゃ小さすぎると指摘されましたが、ケンチャナヨと言って使い続けました。韓国製と違って鈎先が鋭く硬いので、少ないチャンスをモノにできたと思います。指にもグッサリ刺さりましたが(泣)。但し、15号、16号だとウロクには小さいので、できれば更に大きなものが欲しいところです。
 餌は私の知る限り、全てドジョウで釣れました。イカやイソメには来ません。また釣れたのは全て下鈎でした。
 今回は漁礁で釣りましたが、底から2メートルくらい上げないとすぐに根掛かりしてしまいますので、要注意です。今回はいつも釣れるアイナメ(ノレミ)が全く釣れませんでした。やはりいつもの釣りクラブのポイントとは違うのでしょう。
 反省会は、貧果のため、急遽Kumaのアパートで行いました。みんなでお風呂に入ってから、Ban−Qさんが魚を捌き、私とやまちゃんはスーパーへ買いだしに行きました。数は少ないものの、なかなかの料理でお腹一杯になりました。




 いろいろありましたが、Ban−Qさんが頑張って寝ずに運転してくれたおかげで楽しい釣行となりました。どうもありがとうございます。
 (Kuma記)

Copyright(C) 2008 Seoul Tsuri Club All rights reserved