6月例会 真鯛釣 “いろいろ釣れました^^”


日時:2008年6月6日(金)2:30東部二村洞発 5:30?出港 15:00過ぎ帰港 18:00帰宅
場所:ホンウォン港
天候:曇りのち晴れ
参加者:もぐりさん(幹事)、ねっち会長、こしひかりさん、ウォンバットさん、 石兵衛さん、Kumaさん、ナンシーさん、ユンケルさん、ハマチさん、こぶぎ(記録) 会費:13万W

みなさま、このたび初めて参加させていただきましたこぶぎです。どうぞよろしくお願いいたします。
釣りはまったくの初心者ですが、ホームページを拝見して、自分もこんな風に楽しく釣りが楽しめたらいいなぁと思い、参加させていただきました。

さて、今回は、初めての「真鯛釣り」という企画です。もともとの予定はシーバスだったとのことですが、韓国でも真鯛が連れる!との画期的な情報から、今回の企画となりました。
東部二村洞の集合場所から深夜2:30、期待に胸を膨らませながら出発。早速ビールで乾杯しながらの情報によると、たしかに真鯛はかなり連れそうだ、ということが素人の私にもわかってきました。なんでも、つい先日も、テレビ局の企画で、釣りをほとんどやったこともない女子アナ?が70センチ?とかそんな立派な真鯛を釣り上げたとのこと。。これは楽しみです。

なお、以下、本来であれば、こういう仕掛けで、こうやってうまくいかず、こうやったらうまくいって、とか言うまさに「釣り」のお話を書くべきであることはわかっているのですが、すみません、知識がなく、書くことができません(涙)。今後のための情報記録として、どなたか補足などお願いいたします!申し訳ございません。

さて、未だ薄暗いホンウォン港に到着したのは、午前5時ころだったでしょうか。私にとって初めてのホンウォン港は、朝もや?霧が少しかかっていて、いい感じの雰囲気でした。これはますます楽しみです。

いくつかある釣り船のうち、我々一行の乗る船は、私の想像よりは少し大きな感じでした。韓国人の(当たり前)の船長に、“タセヨ、タセヨ”(乗って乗って)と急かされながら荷物を積み込む。船の船室?には、すでに別の韓国人御一行数人がどっかと乗り込んでいた。そう、我々の目的スポットのそばの岩場?で釣りをする韓国人の一行も同行させるから、という話が直前に船頭側からあったようで。韓国得意のタプスン(同乗)をここでも垣間見ることになりました。

港湾警察の若いお兄ちゃんに見守られながら、船に荷物を積み込むと早速出発。5時半前だったでしょうか。いよいよ出発です。

おだやかな朝もやの海を、快調に船は進みます。

30分以上進んだでしょうか。前方に見えてきた無人島の岩場に、同乗していた韓国人御一行を降ろしました。彼らも狙いは真鯛なんでしょうかね。帰りも一緒なのでしょう、、、

我々のみとなったところで、ナンシーさんからのスペシャルおにぎりがみんなにご馳走されました。お漬物まであって、とっても美味。戦いの前においしい腹ごしらえとなりました。
すると、曇りの空からちらちらとお天道様も顔を出し始めます。これは好天にも恵まれそうな感じです。

みなのはやる心が通じたのか、船はいよいよ目的スポットに到着したようです。ほかにも7,8の船がすでに到着しています。時刻は6時30分少し前くらいだったでしょうか。
船長、いよいよ錨を下ろします。

と、ここでとんでもない事態が発生!!なんでも、錨を海に投げ入れたのはよいのですが、ロープの逆の恥、いや、はじを船側に結んでいなかったらしく、なんと錨のロープはそのままするすると、船から大海原へと。。。船長には、その前から、「ロープ結んでいないよ、大丈夫?」と声をかけていたのに、船長は、大丈夫だからと言っていたのに、ぜんぜん大丈夫ではない! ロープが落ちたその瞬間、船長は、「アイゴ!」と一言発したらしいです。はっきり言ってこちらのせりふですよね。。。
これからというときに、おいおいどうなるんだ、という我々。。。
船長は、船尾で、ぶつぶつ言いながらかどうかはわかりませんが、ロープを巻き取っています。

みんな、「錨のロープ結わいていなかったなんて、聞いたことなかったぞ」「これからどうなっちゃうんだろう」「船長、まさか、“ま、今日は帰ろう!”とか言い出さないだろうな」、「磯釣りか?」とかいう会話に、、、えー、そんなー。。本当にどうなってしまうんでしょう。。。

と、そのとき!! 船の前方から、「あっ!ロープ!!!」との声が。そう、先ほど流してしまった錨のロープ、かなり長かったので、海面に浮いていたのをなんと発見することができたのです。さあ、船長、どうするかと思ったら、すでに先ほどから部下のように使っていたユンケルさんに対し、「!!チャバッ!!!(つかめ!!)」との指示を、、、うーん、船長、あなたがなんとかすべきでは。。。(苦笑)

船長、なんとかロープをつかみ、必死で手繰り寄せます。
しかし、ここからユンケルさん大活躍。船長には任せておけないとばかり、自ら必死でロープを手繰り寄せます!!


そして、ついに、、、錨を引き上げました!!ユンケルさん、オオモノをつりあげ、会心の笑顔^^ 

時刻は6時44分。。だいぶ明るくなってきました。時間はかなりロスしましたが、なんとか釣りができそうでよかった、よかった。


さあ、気をとりなおして、今度はしっかりロープを結んだ錨を下ろし、いよいよ釣りスタートです。7時過ぎくらいでしたでしょうか。太陽も差し始めました。コマセをかごに入れて、まきはじめました。
仕掛けは、「底かご仕掛け」?というのをお使いの方が多かったように見えました。
えさは、桜海老にも見えるオキアミを、5匹掛けに、というのが船長の指示でした。

私は、仕掛けもまったくわからないので、大変申し訳ないことにコシヒカリさんに何から何までお世話になってしまいました。ご丁寧にいろいろ教えていただき、また、作っていただき、本当にありがとうございます。
えさをつけるのも、初心者の私にはなかなか難しい。。すぐ外れてしまうし、、、

さて、早速7:30には、KUMAさんが小型のノレミ(アイナメ)を釣り上げます。これが第一号だったでしょうか。真鯛ではないですが、いいスタートですよね。

8時には、ヒラメさんが、カサゴ(多分)! これはリリース・・・

そして、8:15、幹事のもぐりさん、立派なヒラメをゲット!!すごい。こんなの釣ることができるんですね。WOW!! これは、夜の反省会も楽しみになってきました。

そしてそして、8:30、ウォンバットさんにあたりが。。これは、ついに来たのではないでしょうか。
あの船長も注目しています。
気合が入ります。


そして、ついに!!真鯛です!!!

すばらしい滑り出しなのではないでしょうか。まさに、「鯛に平目に」ということで、今日一日の大漁が予想される状況ですねぇ。ウォンバットさんによると、浮きはかなり遠くまで流れていき、もう見えなくなっていたところでのあたりだったとのことのようです。


しかし、ここまでちょくちょく釣れていたのに、ちょっと時間があきます。。あれ? どうやら少し流れが速くなって、それが少し影響しているのでしょうか。

そんなちょっといやな空気を打ち消すように、10:30、ねっち会長にきました!!気合が入ります。


そして、やりました!!真鯛第2号!!「大漁御免」のシャツで真鯛を持ったポーズ、良いですね!!


この後、ちょっとあたりが止まってしまいまして、11時30分ころに、お昼をいただきました。日本での釣りとは違い、こちらでは、必ずこうやってみんなでご飯を食べるようですね。韓国人はみんなでごはん食べるの、好きですからね。私もそのタイプなので、嬉しかったです(笑)キムチチゲをおいしくいただきました。

さあ、後半戦のスタートです。
潮の流れは、少し速くなったでしょうか。私はすぐ浮きが見えなくなってしまいます。。。うーむ、難しいですね。

このあと、残念ながら、鯛さまや平目さまのあたりは来ませんでした。どうも潮がかなり早くなってしまったため、なかなか海底近くまで沈めるのが難しくなったことと、それと、もしかしたら、かなりの量のこませで、お魚さんたち、おなかいっぱいになってしまったのかもしれない、という説もありました。

3時半すぎまでがんばっていましたが、残念ながらだめでした。。。

最初すごくいい流れだっただけに、もう少しがんばれば、という思いもありましたが、当たり自体もほとんどない状態でしたね。やむなく終了。。。

私自身は、途中で、ちいちゃなエイが一匹かかりました。エイは魚類ではないんですよね?(笑) 次回はお魚がつれるようにがんばりたいです。


帰りの船で、乗ってきた磯釣りの韓国人チームは、真鯛1尾、平目1尾って感じだったでしょうか。我々のよりはこぶりそうでした。

港までもどり、みなで記念写真。
真鯛に平目、楽しい大成功の釣りだったのではないかと思います。

ソウルまでの帰りのバスは、私はもう本当に気持ちよく爆睡してしまい、あっという間に到着しました。
あまり混まなかったんですよね?

反省会は、ねっち会長のご自宅で、孫店長、ねっち会長のお友達も加わって、大宴会でした!
みなさん、さすがの包丁さばきですねーー。こぶぎ個人的には、ナンシーさんのムニエル(ですよね?)、
最高でした!!(なのに、写真がなかった。。。あっという間に食べてしまったからか??笑)




今回、初めて参加させていただいて、たくさん迷惑をかけてしまったのはつらかったですが、真鯛や平目が釣れるのを目の当たりにし、また、楽しい宴会にも参加させていただいて、とっても楽しかったです。
次回も懲りずに参加させていただくと思うのですが、どうぞよろしくお願いします。
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