2007/8/10(金)

江華島(カンファド)魚留井釣り場
国士無双/Peewee/マイウー



Peeweeの釣りは数日前から始まっていた・・・。

8月8日午後
有給休暇を明後日に控えたPeeweeは、一緒にキャストする仲間を探して必死に誘いをかけていた。
まず、ヒットしたのはマイウーだった。
マイウーも急に決まった夏休みをどのように過ごすかノープランのままだった。
そこへ、タイミング良く投げ込まれたルアーにリアクションバイト。
食いしん坊の性格を読み切ったPeeweeのキャストは狙い通り。
100kgを超える大物マイウーを見事ゲット。
続いては、国士師匠に狙いを定めてキャストを開始。なかなか食い付いて来ない。
国士師匠にリアクションは期待できないと判断し、
ツネキチで時間を掛けてじわりじわりと誘う戦法へ変更。
国士師匠が食い付いたのは日付が変わった8月9日だった。Peeweeの粘り勝ちである。

かくして、8月10日の江華島(カンファド)の参加メンバーは
国士無双・Peewee・マイウーの3人に決まった。

8月10日(金)AM5:00過ぎ。
Peewee氏が用意してくれた運ちゃん付のレンタカーで江華島へ出発。
SFCメンバーとしては初の江華島釣行なので興奮気味の3人であったが、
早起きには勝てず、車が動き出すとすぐに熟睡モード。
目が覚めるとすでに江華島市内に入っており、程なく船着場へ到着。
ここまでの所要時間は約1時間。船着場では連絡フェリーがシャトル運航しているが、
我々の到着直前に出向したらしく、30分の足止めを食らう。
連絡フェリーに乗ると対岸の島(名称不明)までは約10分。
そこから陸路で約10分。出発から2時間後に目的地へ到着。
遊漁券を購入するため入り口にある管理場を訪ねるも、
出迎えてくれるのは2匹の白い子犬だけ。
しばし、子犬とじゃれあいながら管理人が出てくるのを待つとこ15分。
ようやく現れた管理人に代金1万ウォンを支払い、
Bassのポイントを確認していざ出陣。
最初に向かったのは管理人から教わった貯水池。
土手を駆け上がり愕然。ただの真四角な溜め池。
岸から張り出したキャスト台が10mくらいの感覚で設置されている。

「鎖で吊っているのですが・・・。マイウー乗ったらヤバイかも!!」
もう一方のポイントである架け橋へ向かうことにした。
途中何度か車を止めてポイントを物色しながら進んだが、
岸辺には長い葦が生えており、こちらもキャスト台が設置された部分でしかできない。
しかも、台の周り半径2mほどのスペースしかない。
架け橋を探し当てた3人はここで江華島初のキャストを開始した。
「腐りかけていて、歩く度に、ミシミシ。マイウーが歩いた後は
バリッ! ボキッ! という音と共に何箇所か壊れていた。」
(架け橋全景が見える写真が無かったので・・・)

真っ先にキャストを開始したPeewee氏はバズベイトで写真奥のアシに沿って手返しよく誘う。
国士師匠とマイウーは橋の中心から手前をスピナベで誘うもあたりが無い。
やはり雨続きで濁った水の影響か?
国士師匠とマイウーは手前と真ん中を交互に移動して攻める間に両者ともスピナベをロスト。
明日のBMT5th前にスピナベのロストは痛い。
Peewee氏は相変わらず奥のアシ際に沿って巻物系で手返しよくキャストを繰り返している。
国士師匠は早々に架け橋を諦めて、釣り場全体に点在しているフナ用のポイント(半径2mぐ
らいだけアシが無い部分)へ移動。
マイウーはスピナベをロストした後、巻物を諦めラバジへ変更。
橋手前側のアシ際を攻め始めた。
Peewee氏は相変わらず奥のアシ際に沿って巻物系で手返しよくキャストを繰り返している
。国士師匠は迷走中(行方不明)。
マイウーが突然雄叫びを上げる。「
ヤバイ ! 橋の下にもぐられた ! 」とにかく重い、重い、俺より重い?
なんとか橋の下から引きずり出して浮き上がってきた魚体を見てビックリ。
でかい、ものすごくでかい。
あまりのでかさに気が動転しているマイウーを見て、
Peewee氏が助けの手を差し伸べてくれた。
騒ぎを聞きつけた国士師匠も駆けつけてくれた。
「Peeweeさん、手伝ってくれてありがとう! 」


「やりました! とにかく興奮しました。韓国Bass最高」
「これぞ、ラージマウス! ビッグマウスじゃないですよ」
これでBassの生体反応が証明され、国士師匠とPeewee氏も俄然やる気が出てきた様子。

一方マイウーは二匹目のドジョウならぬ二匹目のBassを狙って
同一ポイントにラバジを放り込み続けるも全く反応無し。
Peewee氏は相変わらず奥のアシ際に沿って巻物系で手返しよくキャストを繰り返し、
何度かアタリが有ったようだが、乗せることが出来ず。

結局このポイントは諦め、朝一に見に行った貯水池へ行くことにした。
途中流れ込みで軽くキャストしたが反応無し。貯水池へ到着し土手を駆け上がる。
ちょうど風下側である。土手の上は吹き飛ばされそうな強風。
とても風上に向かってキャストできる状態ではない。対角線上の風上へ移動すると、
こちらはさほど風が強くない。国士師匠とPeewee氏はキャスト開始。様子を探るも、
生体反応無し。
マイウーは恐る恐るキャスト台に片足を乗せた(先に写真で紹介したが
鎖で吊っているのがなんとも不安)。なんとか大丈夫そうだが先端に行くのは勇気が必要。
ここでもいち早く動き出したのは国士師匠。
年齢に似合わぬフットワークの良さは見習いたい。
Peeweeも移動した。
マイウーはここぞとばかりにPeewee氏のキャスト台横の水門らしき
コンクリートの塊の上へ移動。これで足元の心配なく釣りができる。
ミノー、スピナベ、クランクベイト等色々試したが生体反応無し。
しばらくするとPeewee氏から「やっと釣った! 」の一声。実はPeewee氏、
架け橋から貯水池までの移動の車中で、
「ツネキチはやりたくないが坊主は避けたい」と言って、
スピニングを持って出るかを、ずーっと悩んでいたのです。
さて、Peewee氏はどんな仕掛けで釣ったのか?
答えはツネキチでした。ツネキチも立派なBass釣りだと思うのですが・・・。

その頃国士師匠は今日の釣りを諦め、明日のBMT5thに向け、
色々なルアーの動きをチェックしていたそうです。
さてさて、その成果は本番で発揮されるのでしょうか?
結果は皆さんご存知の通りです。
明日の本場のためにお昼までと決めていたので、これにて本日の釣りは終了。
帰りのフェリーでは餌付けされたかもめの大群がご覧の通り。
国士師匠やPeewee氏の手から直接セウカン(かっぱえびせん)を獲っていくしまつ。
「Bass釣りに来て、かもめの入れ食い? 」

江華島の港にあった「サザエ1号」というお店で海老天と貝焼きを満喫。
「Peewee氏&運ちゃん」 「マイウー&サザエ1号の看板娘」
どっちも2ショットなのに・・・。今日は最後までマイウーデーでした。

ソウルへ着いたのは夕方の4時半頃。
釣果は全て本文に書きましたのであえてまとめません。

マイウーにとっては最高の夏休みでした。
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